ロマンはどこだ?

そのとき思ったことをなかったことにしないために

東京駅ビビットの旅

シゲの誕生日お祝いはまだまだ続くよ。ということで先日、カトシゲ写真館のロケ地めぐり@東京駅 をしてきました。といっても高いお店は入れないのでなんとなーくですが。

 

まずは丸の内。

カトシゲのTOKYO今昔写真館 「東京駅丸の内」2017年6月2日放送 |TBS「ビビット」

東京駅までJRで来たのでまずはグランスタの中から。

 

ブランジェ浅野屋 グランスタ店

ポスターが貼ってある

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めちゃめちゃ宣伝してくれてる

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食べる。美味しい!!

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 シゲちゃんたちが座っていた席

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丸の内北口地下改札のほうに歩くとシゲが操作していたコインロッカー検索機がある

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東京ステーションギャラリー

丸の内北口地下改札からエスカレーターをのぼり、丸の内北口改札へ。

ちょうどこのときは、不染鉄という画家の作品展でした。

www.ejrcf.or.jpとにかく靴の音が響く……要注意だよ……。

展示スペースが変わった形で、小部屋のような場所もあったりして面白いギャラリーだった。エレベーターで最初に3階に向かい、そのあと2階・1階と階段で降りる。f:id:whereisromance:20170716165537j:plain

レンガ造り。「東京駅って重いんだな~!!」

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ミュージアムショップも楽しい。スイカペンギンのマステと東京駅の飴を買った。

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東京駅ができる前の東京駅・東京ステーションホテル

道路を渡って丸ビルのあたりへ

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行幸通り

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東京駅丸の内の駅前は工事中だけど、なにが出来るんだろ。この通りが一直線に見える感じになるのかなぁとは思うけど。

力士のまげイメージの説があるモチーフ

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ふたたび丸の内北口へもどり、八重洲口への自由通路をとおり、八重地下へ向かいます。

カトシゲのTOKYO今昔写真館 「八重洲」2017年6月9日放送 |TBS「ビビット」

  アロマ珈琲

ヤエチカの中でもかなりの京橋寄り。駐車場のスロープの下にあるので天井がななめのお店。このときすでにご飯食べたいムードだったのでお店には入らず……でもコーヒーのいい匂いがした。今度は入ってみたいな~。

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明治屋

ヤエチカを出て地上にあがり、京橋駅銀座駅方面へ。

中央区初の有形文化財!!

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床の大理石の写真撮ってくるの忘れた。ちなみに私が行ったときは、復刻版イチゴジャムは品切れだった~。月末には入荷というようなことを言っていた気がするから今はもうあるのかな。

代わりにキウイのジャムを買いました。緑なので。

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八重洲ブックセンター

明治屋の角を、東京駅方面に向かって歩くと左手に出てくる。はちみつはフェア?フェス?やってるときじゃないと買えない。ので、シゲがここに来たんだなぁと思いを馳せておく。

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シゲがロケ行ったとこしか行ってないけど、楽しかった~!!シゲがここにいたんだなぁとか、同じところから同じ風景見てたんだなぁと思うと同時代に生きていることを実感して感慨深くなったり。

日本橋も銀座も築地も行きたい。

 

<番外編>

築地 ナカシマルシェ(お魚バル) | 東京駅 八重洲地下街

最後にご飯食べたヤエチカのこのお店、とても美味しいかったし、ワインが2時間赤白飲み放題980円でとてもお得だった。

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点と線と面/30歳のシゲアキくんへ

お誕生日おめでとうございます。
わたしが初めてお祝いした自担の30歳は、中居くんの誕生日でした。あのときのわたしはアイドルが30歳になるのが信じられませんでした。いまから考えたらもうそのときには山口くんもリーダーも30歳なんですけど、とにかくそのときのわたしは、中居くんが30歳になるのが衝撃でした。だってメンバーソングで「あいつはさんじゅう〜」って歌われるぐらいですから。でも30歳になってもSMAPはずっとアイドルでした。SMAPがなくなっちゃいましたけど。
それはともかくとして、「30歳」にはわりと思い入れがあります。だからシゲが30歳になるのも、感慨深いです。
わたしがはじめてシゲを観たのはきっと08→09のカウコンです。でもそのときはニウスのメンバーのことは全然知らなかったので、「きっと」としか言えませんが。初めてシゲを観たくて観たのがセミナーでした。そう考えると、21歳のシゲから好きになったということですね。大雑把ですけど、20代のシゲを8割ぐらいは観ていたのだと思います。
20代はどうでしたか。たぶんいっぱい泣いたし揉めたし打ちのめされたんじゃないでしょうか。でもそれを補って余るほど幸せだったのではないかと想像しています。そうであってほしいという気持ちです。
シゲほどではないですけど、わたしもシゲやニウスを好きになって、それなりに泣いて傷ついて怒って打ちひしがれて。いやなこともたくさんありました。今が楽しいから忘れがちですけど、考えたらそういう時間も割と長かったような気がします。
わたしの人生のタイミングがニウスとあわなかったことや、わたし自身が適当に生きていることもあり、わたしはニウスの存在に救われたことは、たぶん、ないです(ポルノやSMAPに背中を押してもらったことはあります)。ニウスを好きになってよかった点も、そう、思い出せません。ニウスのせいで泣きすぎて釣りの約束に遅れたことはあります。
だけどやっぱりどうしようもなく好きだなぁと思います。幸せになってほしいな、と思います。秩父宮で再び飛んだニウスを観て泣いたのが本当の気持ちです。
愛をくれなくてもこっちを見てくれなくても、こっちが一方的に好きでいさせてくれればそれでいいです。とはいえファンサはくれるものなら欲しいですけど笑

シゲはわたしを幸せにはしないけれど、シゲには幸せになってもらいたいです。好きになりたてのころ、どうしたらシゲが幸せになるのか笑ってくれるのか、わたしが観たいアイドルになってくれるのか、分からなかった。でもいまは、シゲは自分で自分を幸せにする強さと力と自信を身につけた。そして楽しそうに笑っているシゲが見られることが、とても嬉しいです。幸せです。
ほんとうに、いい男ですよね。
2010年のライブコンのとき、アンコールでうまくアイドルできずに戸惑ったまま終わってわたしを落ち込ませた男が2017年に泣くメンバーの肩を抱いて笑うようになるとは思いませんでした。

 

ちかごろ、今のシゲが好きすぎて「2010年ごろなんでそんなにシゲのこと好きだったんだろう」とよく考えてました。いろんなひとにこの話をしました。
「残念なところとかどうしようもないところを好きになった」「素材がいいのに全然使えてなかったころあったよね」「シゲはずっと頑張ってた」「でも最初からいまの4人だったら好きじゃなかった」
いろんなひとがいろんな考えをしていて面白いなぁと思いました。どれもが、全部
確かになぁ、そう納得できる感じ方でした。
そんなことを考えながらツイログを眺めていて、でもやっぱりどのときもそのときのシゲをとても好きでいる自分がいました。2011年のわたしは2011年のシゲを。2010年のわたしは2010年のシゲを。だからきっと、2009年のわたしが2017年のシゲを見ても好きにはならなかったのかもしれない。だって全然違うひとみたいだもん。わたしは、好きになったときのシゲがいたからこそ、いまのシゲが好きで、いまもシゲのことを好きなんでしょうね。ただただ、点を追う。点と点を追いながら線となる過程に想いを馳せる。線が連なって面になっていき、シゲの好きな世界、愛するものを知っていく。

 

中高生のころ「わたしは一生スマップが好きだ。」と思っていました。でも解散より数年前に、わたしはスマップを追うことをやめてしまいました。だからいまどれだけシゲのことが好きでも、いつかはもしかしたら、追いかけるのをやめてしまうかもしれない。だけどそのとき、点と点をつなぐような線を追っていけばきっと、いつもあの春に好きになったシゲがいるのです。季節は違うけれど、シゲはわたしのエンドレスサマーです。

 

この1年が、10年が、この先ずっと、幸せなものでありますように。お誕生日おめでとう。

結果を真摯に受け止める系アイドル(5/15シゲクラの話)

あんな文章を書けてしまうまっすぐすぎるシゲと、同じ感覚を持っているとはちっとも思わないけど、文章の「ツッコミの余地を与えない書き方」については少し似ているかも、と思った。
私は「どんなことにも必ず理由がある」という考えなので、不可解なこととか理解できないことも「誰かが考えた結果なんだ」「これをよしとしている人がいるんだ」という風に考えるようにしてたんですね。理由を探していく。
でも、ニウスから2人脱退したときに、その考えもやめてしまったのでね。「いやなことはいや」でしかないんだな、と気付いたので。山下くんがソロでやりたくても、私は嫌だ!!!!!みたいな。
というわけで、シゲクラについても、とにかく私が思ったこと感じたことを、記録しておこうかと。シゲだって自戒のために記事にしているんだから私も残しとこ。すぐシゲと同じことしたがる。ヲタクだから。

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ネバーランドに咲きほこった「あやめ」の話

お題「私のNEVERLAND」

 4/12 福岡で見たのでちょっと修正

 6/13 ツアー完走したので最終更新

※すごいねたばれだから気をつけてくれよな!

あと、初日のあとシゲ担の友達とラム肉食べながらシゲソロについて話し合いをしたので、「友達」という単語がやたら出てて来ます。北海道のラム肉最高~~!

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夢を叶えるということ(つよぽんとシゲと中居くんの話)

Oggiの連載でつよぽんが、ジャニウェブの連載でシゲが「夢を叶えること」についてつづっていた。

 

Oggiつよぽんは「それじゃまた」の

信じてると 夢はかなう それは あやしい

という歌詞について触れていて、

すべては信じることから始まるけれど、信じるだけじゃ何もかなわないということ。 そして、夢がかなったかどうかの”正解”はどこにもなくて、すべてはその人の心が決めることだということ。(中略)信じた夢にがんじがらめにされるようなことは避けなくちゃいけない

と話は続いていく。夢や目標を叶えてきている人であることや、すぐ周りにそういう人たちがいること、逆にそれが出来ていないひとたちをたくさん見てきたつよぽんだからきちんと言葉に出来る話だなぁと思った。

「描いた未来の結果を臨機応変に受け入れること」が大事だと思う、とつよぽんは締めくくる。大人だなぁ。つよぽんはいつまで夢を持っていたのかな。

こういう「夢」のエピソードになると思い出すのがアラサ―のころに「夢はもうない」と語っていた中居くんのことで、それはMYOJOに掲載されたインタビュー記事で、そう言いながらソファーのうえで目を閉じて寝転ぶ記事は10代の小娘には衝撃的だった。

夢はないけど、着実に生きていく中居くんのことが、全然分からなくて理解できなくて、ただとにかく、この人はすごい人なんだ、と思った。

つよぽんのいう「変化の結果を臨機応変に受け入れる」というのは中居くんの姿なのかもしれない。

考えてみれば「夜空ノムコウ」はまさにそういう歌だなぁ。

「すべてが思うほどうまくはいかないみたいだ。」という歌詞を上は26歳下は21歳のアイドルグループが歌うこと、それに違和感がなくて説得力すらあったこと。そういうSMAPのことを想うと「夢はもうない」境地にいたとしてもおかしくない。

夢とは少し話がずれるけれど……スマップのいまの結果が「あのころの未来」だとも、夢が叶った結果だとも私は思わない。わたしには想像のつかないたくさんのことがあった結果なんだろうなとは思う、それでも、それを受け入れてしまうのは負けたようなしゃくなような気持ちだ。

「夜空のむこうにはもう明日が待っている」ので私は奇跡を信じているし待ってしまうよ。「迷い込んだ夜もいつか 朝日見える場所へきっとまたたどり着くさ」という歌も歌っているしね(Major)。

そういえばMajorも夢について歌っている。

キャッシュ積んだだけじゃ買えやしない夢もあった

汗も流さずに楽ばかりしようとしてた

 

 

そして29歳のシゲは、キャラではないと言いながら

「最近は一生懸命頑張れば夢は叶うのかもしれないと、ときどき思ったりします。」

とジャニウェブの連載でぽつりと書いている。全然シゲらしくないなんてことはないなぁと思う。「ときどき」のあたりがとくに。笑

自担が「夢を叶えている」という自負があることがこんなにも誇らしいなんて。世界にファッキンしてた人が、なにかに反抗するように髪を切らずに眉を剃ってた人が。

まっすぐ前を向いているから、いまのシゲに対してとくに心配することもないんだけど、何も言わなくたって頑張り続けてくれるだろうと思うけれど、頑張ったあとの結果を柔軟に受け入れて「叶った夢も叶わなかった夢もあるね」と笑っているような人になってほしいな。

いやもちろん夢を全部叶えてくれたらそれにこしたことはないんだけど、「6人ニウス」もシゲにとっては夢だったんじゃないかなーと思うので。

一生懸命がんばるシゲのことが好きだよ~。夢を叶えるための努力を、たくさんしてもらいたいなぁ。そしてある日きっと、振り返る。そのときの言葉、表情、たたずまいが見てみたい。それが私の夢です。

カッコいいから君が好き

こんにちはシゲ担です。

お題で「○○担になってあったいいこと」というのがあったので、書いてみたいと思って考えてたのですがあんまりうまいことまとまらなかったのでお題として投稿するのは見送りました。うーん。

「シゲからの影響」を考えてたんだけど、「シゲのここが好き」「シゲ担だとこんな面白さがある」という方向になってしまった。それは「いいこと」なのかと言われるとちょっとずれてるかなぁと思ったので。

2009年のABOあたりからシゲのこと好きなんだけど、そこから2011年脱退までのあたりシゲのこと「ダメな人って叱りながら愛していたい」状態で私は「なんでシゲのこと好きなんだ……いやでも好きなんだ……シゲじゃなきゃだめなんだ……」って思ってたからそれをいまだに引きずってるのかも。それこそ「シゲ担になったらシゲは脱退しないでいてくれました!」状態だよ。ネガティブか。

いいことがなかったわけじゃないんだけど。ファンサくれたとかさ。でもそんな即物的な話じゃないと思うんですよねこのテーマ。

シゲからの自分への良影響と言われると難しい。日々ぼやぼや適当に生きているせいか、「シゲ頑張ってる!すごい!!!!」とはなるんだけどそれが自分にまでちゃんと戻ってこないんですよね。それはそれこれはこれ、みたいな。

ほかのかたのブログを読んだら、たしかに、って納得してなるほどなぁと面白かったんだけど私の場合はなんか違うみたい。

いいこと思い浮かばなくてもどうしようもなくてもカッコよくて可愛いから君が好き!!!!

とはいえそれっぽいこと途中まで書いたので投稿はします。貧乏性なので。笑

メリット(?)と思ったことは「いいこと」、シゲ担の面白さについては「面白いこと」としてまとめました。

 

・いいこと→いろんなジャンルの音楽を解説付きで触れることができる

日曜23時のラジオ「SORASHIGE BOOK」では毎週「音楽部」という時間を設けていて、そこではシゲが最近ユーチューブで見つけた音楽とか、もともとファンのアーティストさんの新曲とか、界隈で話題の音楽とかを紹介しています。

シゲはとにかく自発的にうるさ……熱弁するタイプなので、「まず曲を聴いてもらおうかな」ということはそうそうなく、曲に入るまでにすごい熱量の説明が入ります。そうするとまったく知らない音楽でも、そのバックグラウンドを想像しながら聞くことができるので、単純に流すだけよりも興味を持ちやすい。

担当を糸口に音楽への興味が広がるという体験。

 

・いいこと→映画を観ることが増えた、映画の見方を知った

そもそも私はあまり映画を観ないほうということも理由としてあるけども、シゲ部でのシゲの映画感想の熱弁を聞いていると「そういう風に観るんだな」と思うことがある。

そして父になる」の話をしていたとき、「正しい映画」みたいな言い方をしていて(正確なニュアンス忘れちゃった)、なるほどなぁと思ったんですよね。たしかにまっすぐ正しいストーリーに沿ってまっすぐ進んだストーリーだった。

映画を、見るときにその中身だけではなく、外側から俯瞰する見方があるんだなぁとそのとき気付いた。

あとは「SCOOP」のときに「予告からのミスリード!!!」というシゲの声量のでかい感想。私はこれ見て気になりすぎてSCOOP観に行った。行って、なるほどそういうことか……と思った。映画って面白いなーと思った。

福山雅治の映画の話しか具体的に出来ない時点で映画をあまり見ないということを察してください(ましゃファンです)。

 

・面白いこと→箱根駅伝

シゲの母校青山学院大学は、急に箱根駅伝で強豪校になりました。いやほんと急だったよね。

元陸上部なので箱根駅伝は毎年チェックしているのですが、女子大出身なものでとくに応援する大学がなかったんですよね。強いて言うなら山の神の強さに興奮してたかな。元祖山の神好きだったな~。高校の部活の先輩の大学の部活の後輩という遠いんだか薄いんだかよく分からないつながりがあるけどまあ全然つながってない。

でもNEWS好きになったら、青学と明治と早稲田がやっぱり気になるじゃないですか。

というわけでいまは青学を応援しながら箱根駅伝を見ています。そんでいま強いから楽しいしね……でもここまで来たら来年は王者の座を守れるのか?!という展開が待ってるじゃないですか。応援するしかないじゃん?

というわけでシゲのおかげで来年の箱根駅伝が楽しみです。

 

・いいこと→綺麗な顔を見続けられる

こないだジャニショの写真整理してたんですけど、まあシゲの顔の綺麗なこと綺麗なこと。私はね、シゲの、笑顔でない斜め横のショットが好きです。

美しいものを見ると仕事や仕事や仕事で荒んだこころもふっと軽くなります。

シゲは自分の魅力をちゃんと顔だと分かっているからちゃんとキープするしそのための努力を怠らないので安心して愛でられます。

 

・面白いこと→人となりを知っている人の書いた物語を読む面白さを体験できる

ラジオとか雑誌とかで知ったシゲの感じ方、考え方、人となりが、シゲのなかから物語としてアウトプットされるとき、そういう紡ぎ方をするんだなぁとハッとすることがある。

その人の信念、テーマ、日々感じていること心につよく思っていること、それらを衒うことなくまっすぐに聞けることってあまりないと思うんですよね。雑誌だってラジオだって、そんなに毎回真剣な話ばかりじゃ面白くないですし。

シゲの場合は、それをシゲが登場人物に託す形でこちらがわに伝えてくれるから、そこから読み取れることがある。小説を媒体にして人の世界の見方を知れること、なかなかできない貴重な体験、それをさせてくれる唯一無二のアイドルだなぁと思う。

 

いいこと思い浮かばなくてもどうしようもなくてもカッコよくて可愛いから君が好き!!!!(2回目)

力不足ですがこちらからは以上です><

『株式会社ネバーラ北関東支社』

 

株式会社ネバーラ北関東支社 (幻冬舎文庫)

株式会社ネバーラ北関東支社 (幻冬舎文庫)

 

書評にもありましたけど、「北関東支社」という絶妙なネーミング。本社を東京に持つ納豆の株式会社ネバーラ、その北関東支社での物語。

あと、ネバーラっていうのがいいですよね。明らかに納豆意識じゃないですか。納豆じゃないんですけど、ほんとは。

同じ著者の「うさぎパン」とか「白雪堂化粧品マーケティング部峰村幸子の仕事と恋 」もそうなんだけど、基本的にメインの登場人物が性格がいい人たちばかりなので、気負うことなく安心して読めます。そういうところが好き。

主人公は東京でバリバリ働いていて、いろいろあって「人生1回休み」という気持ちで田舎の納豆メーカーに転職。だからといって卑屈すぎることも田舎を馬鹿にすることもなく、淡々と自分の業務をこなしていく。主人公がきちんと地に足付けて生きているところに好感が持てる。

本編に出てくる東京に憧れる若い女の子の過去編も良かったなあ。

人生は選択の積み重ねで、いまの自分は過去の自分が選択した結果。そのことを改めて感じた。