ロマンはどこだ?

そのとき思ったことをなかったことにしないために

『テルマエ・ロマエ』映画

テルマエ・ロマエ見てきました。
映画『テルマエ・ロマエII』公式サイト

もともと漫画は全部読んでいて、実写化のときも「えー人気の漫画ってすぐ実写化するねえ」ぐらいにしか思ってなかったのですが、主人公が阿部寛ときいて「そりゃ実写化しないとだめだ!!!!」という気持ちになりました。
日本とローマの行ったり来たりをどう消化するんだろう?と思ったらわりと自然な流れでまとまっていて、面白かった。もちろん無理はあるんだけど、その無理も「まあいいか」「それより面白い」って思えるぐらいのパワーがありました。
ていうかやっぱり阿部寛よね、彼なくしてはこの映画成り立たなかったよね、マジで。
上戸彩阿部寛がどうにもならないのがまたよし。ターゲットを「風呂」に絞って、まあそこに多少の政略戦略とかは絡んでくるけど、主題がそこでぶれてないのがまた見やすかった要因かな。恋愛じゃなくてコメディに終始したストーリーが良かったです。
行ったり来たりのなかで上戸彩はじめ平たい顔族の背景を説明して、後半で一気にストーリーを展開していくっていうのも、私は好きだったなー。
ザ娯楽映画!として、とても完成されてたと思います◎