ロマンはどこだ?

そのとき思ったことをなかったことにしないために

『きのうの神様』(文庫)

きのうの神さま (ポプラ文庫 日本文学)

きのうの神さま (ポプラ文庫 日本文学)

純文学?というのだろうか、こういう話って、「だがそれもいつしか忘れてしまった」という締め方が多い印象。ひねくれかなぁ。
西川さんは「ゆれる」がすごく好きで、でもそれとはちょっと違う雰囲気、印象でした。なんだろう、意味がないことに意味がある感じがした。それこそ最後のいわゆるオチとか、まとめとかが。淡々として淡々と終わる。
私の好みじゃなかったなぁ。