ロマンはどこだ?

そのとき思ったことをなかったことにしないために

『青年のための読書クラブ』桜庭一樹

青年のための読書クラブ (新潮文庫)

青年のための読書クラブ (新潮文庫)

本棚の本読み返そうキャンペーン。
ストーリー分かって読み返していたけれど、私が桜庭作品に求めてるのは言葉回しとか感じ方、表現の仕方なので、ストーリーを覚えていても充分楽しめる。
ファンタジーのようなリアルのような、夢みたいに閉ざされた乙女の空間。それぞれが自分の中にまっすぐな信念を持っていてそのとおりに生きているのが素敵だな、かっこいいな。