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ロマンはどこだ?

そのとき思ったことをなかったことにしないために

箱根駅伝 ナイン・ストーリーズ

 

 11月、12月になってくると仕事のしんどさから「あと2か月で箱根、1ヶ月で箱根……」という謎のカウントダウンを心の中で始める。正月はこたつでぬくぬくしながら箱根駅伝を見るのがさいっこーの楽しみだ。200kmの中にあるたくさんの人間ドラマに感動して泣いて笑って、青学が勝ったら担当の母校というだけで喜んで(私は箱根とは過去も未来も縁のない女子大出身)。

青学が初優勝するまでの軌跡がメインだけど、それだけではなくて東洋や早稲田、駒沢、山梨学院、中央などなど、たくさんの大学について書かれているのが面白かった。いまや東洋や青学の物語が有名になりすぎてほかの大学について実況で語られることってわりと減ってきてしまっていると思うんだけど、どこの大学にもドラマはあって、それは選手の高校時代、はたまた監督の大学・高校時代から連綿と続いていくんだなぁと改めて実感した。

箱根駅伝は、歴史だ。とても長い歴史を持つスポーツの大会だ。

テレビ中継されて大学の宣伝要素として使われていても、主人公はいつまでも大学生たちで、その一人一人に人生があって過去と未来がある。