Oggiの連載でつよぽんが、ジャニウェブの連載でシゲが「夢を叶えること」についてつづっていた。
信じてると 夢はかなう それは あやしい
という歌詞について触れていて、
すべては信じることから始まるけれど、信じるだけじゃ何もかなわないということ。 そして、夢がかなったかどうかの”正解”はどこにもなくて、すべてはその人の心が決めることだということ。(中略)信じた夢にがんじがらめにされるようなことは避けなくちゃいけない
と話は続いていく。夢や目標を叶えてきている人であることや、すぐ周りにそういう人たちがいること、逆にそれが出来ていないひとたちをたくさん見てきたつよぽんだからきちんと言葉に出来る話だなぁと思った。
「描いた未来の結果を臨機応変に受け入れること」が大事だと思う、とつよぽんは締めくくる。大人だなぁ。つよぽんはいつまで夢を持っていたのかな。
こういう「夢」のエピソードになると思い出すのがアラサ―のころに「夢はもうない」と語っていた中居くんのことで、それはMYOJOに掲載されたインタビュー記事で、そう言いながらソファーのうえで目を閉じて寝転ぶ記事は10代の小娘には衝撃的だった。
夢はないけど、着実に生きていく中居くんのことが、全然分からなくて理解できなくて、ただとにかく、この人はすごい人なんだ、と思った。
つよぽんのいう「変化の結果を臨機応変に受け入れる」というのは中居くんの姿なのかもしれない。
考えてみれば「夜空ノムコウ」はまさにそういう歌だなぁ。
「すべてが思うほどうまくはいかないみたいだ。」という歌詞を上は26歳下は21歳のアイドルグループが歌うこと、それに違和感がなくて説得力すらあったこと。そういうSMAPのことを想うと「夢はもうない」境地にいたとしてもおかしくない。
夢とは少し話がずれるけれど……スマップのいまの結果が「あのころの未来」だとも、夢が叶った結果だとも私は思わない。わたしには想像のつかないたくさんのことがあった結果なんだろうなとは思う、それでも、それを受け入れてしまうのは負けたようなしゃくなような気持ちだ。
「夜空のむこうにはもう明日が待っている」ので私は奇跡を信じているし待ってしまうよ。「迷い込んだ夜もいつか 朝日見える場所へきっとまたたどり着くさ」という歌も歌っているしね(Major)。
そういえばMajorも夢について歌っている。
キャッシュ積んだだけじゃ買えやしない夢もあった
汗も流さずに楽ばかりしようとしてた
そして29歳のシゲは、キャラではないと言いながら
「最近は一生懸命頑張れば夢は叶うのかもしれないと、ときどき思ったりします。」
とジャニウェブの連載でぽつりと書いている。全然シゲらしくないなんてことはないなぁと思う。「ときどき」のあたりがとくに。笑
自担が「夢を叶えている」という自負があることがこんなにも誇らしいなんて。世界にファッキンしてた人が、なにかに反抗するように髪を切らずに眉を剃ってた人が。
まっすぐ前を向いているから、いまのシゲに対してとくに心配することもないんだけど、何も言わなくたって頑張り続けてくれるだろうと思うけれど、頑張ったあとの結果を柔軟に受け入れて「叶った夢も叶わなかった夢もあるね」と笑っているような人になってほしいな。
いやもちろん夢を全部叶えてくれたらそれにこしたことはないんだけど、「6人ニウス」もシゲにとっては夢だったんじゃないかなーと思うので。
一生懸命がんばるシゲのことが好きだよ~。夢を叶えるための努力を、たくさんしてもらいたいなぁ。そしてある日きっと、振り返る。そのときの言葉、表情、たたずまいが見てみたい。それが私の夢です。