ロマンはどこだ?

そのとき思ったことをなかったことにしないために

結果を真摯に受け止める系アイドル(5/15シゲクラの話)

あんな文章を書けてしまうまっすぐすぎるシゲと、同じ感覚を持っているとはちっとも思わないけど、文章の「ツッコミの余地を与えない書き方」については少し似ているかも、と思った。
私は「どんなことにも必ず理由がある」という考えなので、不可解なこととか理解できないことも「誰かが考えた結果なんだ」「これをよしとしている人がいるんだ」という風に考えるようにしてたんですね。理由を探していく。
でも、ニウスから2人脱退したときに、その考えもやめてしまったのでね。「いやなことはいや」でしかないんだな、と気付いたので。山下くんがソロでやりたくても、私は嫌だ!!!!!みたいな。
というわけで、シゲクラについても、とにかく私が思ったこと感じたことを、記録しておこうかと。シゲだって自戒のために記事にしているんだから私も残しとこ。すぐシゲと同じことしたがる。ヲタクだから。


さて。名古屋公演で声を枯らしたというシゲの謝罪の記事。
最後の最後に泣いたというレポを見たので、シゲクラでも触れるんだろうなとは思っていた。
「声が枯れてしまいました、ごめんなさい、次までには治すので!」というぐらいの。
そうしたら、もう出だしから謝罪と反省と、一切言い訳しないまっすぐすぎる文章、「醜態」「恥さらし」「自分への戒め」というほかの記事との温度差の著しいこと。絶対零度か。とにかくまっすぐな高潔さ。そのまっすぐさが棘になって胸に刺さるような痛みがした。

初めて読んだときは「これ誰に向けてるの?誰が幸せになるの?」と思ってしまった。で、それをツイッターで言ったら、「シゲが多少上向きになるのでは」と言われて、たしかにそうか……と気づいたけども。
そしていま改めて読み返したら、14日当日の経緯も心境も丁寧に書かれているから、ある程度ファンに向けているということがだんだんわかってきた。そこに確かにメッセージと熱い誓いと未来への展望がある。
だけど私は、とにかく、一瞬、誰に向けた文章か分からなくなってしまって。「中傷してもらって構いません」って書くけど、中傷するような人がシゲクラ読むのか?シゲ部にそんなに中傷(に感じる)メール来たのか?とか考えてたら悲しくなってしまった。この世界は「意外とシゲに優しい」世界ではなかったのか。まだシゲのことをそんなに攻撃するひとがいて、それにシゲは立ち向かおうとしているのか。すぐ足元にいるファンには目もくれずに。
「優しい世界」はどこにいっちゃったんだ。自分に優しい世界の、自分に優しいファンの人たちに寄り添わせることも支えてもらうことも必要としないで、いったい誰に向かってしゃべってるの。ファンのこと全然見てないじゃん。自分と、自分に優しくない人のことを見て。自分に優しい世界に甘んじないでどっか見てる。


まるで記者会見かネットニュースかのようにファン以外の人に向けたみたいな言葉、言い回し、この雰囲気、脱退の時のコメントに近い気がする……と思って検索してた。

今回このような形となった結果を真摯に受け止め、

というのがシゲのコメントの第一声なんですけど。とにかく責任がうちにうちにあって、誰も悪くないけど自分がもっと早く頑張れてたら、という想いがにじみ出ている。この言葉と同じ雰囲気を、一瞬感じてしまったんですね。だからか、すごい落ち込んで考え込んでしまった。
2011年秋~2012年春になにがあったか直接的なことは分かんないけど、シゲも「泥水飲んだ」とか「全部お焚き上げする」とか「もうだめかと思った」って言ってたしなんかもうずっと心配だったしさ、ずっと悲しかったわけ。もうツイッターはめちゃめちゃ荒れるしさ。そのころのこと思い出しちゃった。だからたぶんあんな私怒ってたんだと思う。「もう二度と悲しませないんじゃなかったのかよ?!?!」みたいな笑

あんな、ファンを落ち込ませるような文章(少なくとも私は落ち込んだ)がアイドルとして正しいのか??という疑問はあるんだけど、正しい正しくないかは誰も決められないし、シゲがそうしたいなら、シゲがそうやって生きていきたいなら、良いんだけどね。
こうやっていろいろと考えることは逆におもしろかったりもするし。

でもショックだったよ~~~!!!!この人どんだけ落ち込んでるのか、心配しないでくれって言ったって喉じゃなくて君の精神心配してしまうわ!!!大丈夫なんだろうけど!!7時間後のビビットでは元気にしててくれ~~~!!!!!

おわりです。


関係ないけど、脱退の時のシゲのコメントと解散のときの中居くんのコメントってなんか似てる。

このような結果に至ったことをお許しください。

これは単にシゲのコメント読み返して「中居くんも同じようなこと言ってなかった?」って思って調べただけなので、似てるからといってなにか話があるわけではないので、今度こそおわりです。