好きなもの、好きだったもの
5月6月はやばかった。
増田さん舞台の前にお会いしたニウスとトキオかけもちのかたと、「2か月連続はなかなか大変でしたね」という話をした。
好きなものは複数個あったほうが良いっていうツイート見かけたけど、その複数個がどっちも倒れかけたときのダメージもなかなかでかい。好きになるのはやっぱある程度覚悟がいる。
7月は、だからというわけでもなんでもないのだが、SMAPとTOKIOの曲をよく聞いていた。
私は「どうしても君がいい/SMAP」がとても好きなんだけど、その中で
愛しあって信じあって 抱きしめあって眠って
単純であたたかい 恋ならよかった
という歌詞がある。ジャニヲタ生活もほんとにそうだよな~と思う。
好きと言う気持ちさえあれば、彼らが生きる限り応援し続けられる、そんな単純な話だったらよかったのにね。NEWSのBLUEは売れて「生きろ」も発売が決定されたけど、TOKIOの音楽活動とSMAPはどこかにいってしまった。
NEWSはなんと3回も大型歌番組に出てくれた。FNSで力強く歌う彼らを見て、彼らが今この瞬間に歌っている姿がとても美しい光景に見えた。普段歌番組そんなに真面目に観ないのに、その日は見入ってしまって、そんで泣いてしまった。
Only You
7月最後の日曜日、増田さんの舞台を観に行った。
増田さんの歌う1曲目が「ブルドッグ」だった。失礼な話ではあるが、私は原曲より先にTOKIOがカバーしたことでこの曲を知ったこともあり、この曲はTOKIOの印象が強い。TOKIOの音楽活動がまた観たいなと思った。日テレのシャッフルメドレーにいないのもめちゃくちゃ悲しかった。なにが正解かわかんないから、これが正解だってメンバーが言い切って活動してほしいよ。私は。
増田さんの歌声に心奪われながらそんなことを考えていたら、2曲目がSMAPの「Top Of The World」で、立ってたら腰抜かしたと思う。グローブ座で良かった。
「俺たちがモンタギュー家だ!」という誇りを持って歌う歌にこの曲を使っていたのがとても嬉しかった。だってSMAP、世界の頂点だったから。唯一無二のナンバーワンだった。
増田さんがすさまじくかっこよく歌い上げるのを見てどうしようもなく泣けた。ほんとうにかっこよくて、この曲と、SMAPが、好きなんだろうなと思った、私も好きだよ。
SMAPの曲がもうこういう後輩が歌う形でしか(たぶん)聞けないんだろうなということを思い知らされて、悲しかったけど、でも聞けて良かった。このタイミングで、聞けたことがほんとにミラクルだった。
増田さんの舞台は、「ロミジュリのストーリーにジャニーズ楽曲を組み入れる」という過程を実際に歌いながら作り上げていくという筋立てがすっきりはっきりくっきりしていて分かりやすく、そこに主人公門田の成長譚も絡めていて、面白かった。
(ただ個人的には増田さんの「なよなよ」っていうキャラ設定、またか、と思ってしまった、それとまさかこの舞台もそういう話になるとは知らなかった。ストーリーの面白味としてはプラスになってたし悪印象ではないんだけど、彼の舞台を何回か見てると「あ、これもそうなんだ」って感じるというか。)
(いやまあそれを言ったらシゲも等身大の青年が多い……のか?)
増田さん、12曲もの歌を歌いあげて、振りつけあるものはちゃんと踊って、パフォーマンスがすごかった!舞台の影響か煙突掃除屋さんの声もエロくてそれもなんかよかった。
増田さんが歌を大切にしていることが伝わってきた。
味スタへの意気込み
EPCOTIAが終わったときはあんなに先だと思っていた味スタがもう今週末だ。みんなカッパ買った?
味スタはSMAPで2003年と2012年の2回行ったことがある。
2012年のときは席が良すぎてステージが近くてキャパオーバーだった。
2003年は、私の初めての「SMAP」の「コンサート」だった。初めて生でSMAPを観た。実在するんだって思った。夏の夜だった。
わたしがはじめてSMAPを観た2003年、その秋にNEWSが結成された。そのグループの15周年のお祝いに私はSMAPでしか行ったことがなかった味スタに行く。
また味スタに連れてきてくれてありがとう。
15年前のSMAPの味スタに一緒に行った母は「15年も前か。そりゃSMAPもなくなるね」とか言ってた。そうだよなあ。変わり続けない保証なんてどこにもない。文句も言えない。
そりゃあずっとずっとあり続けてほしいし、願うし、「もう二度とねえから」って言ってたの忘れられないし。
でもなにがあるかは分かんないので、というか4人になった時点で想定外だったしね。そんな彼らの「今」を全力で応援したい。お祝いしたい。
素敵な夏になりますように。