2011の脱退の時のことを考えると、おそらくあとから「あの時期こうだった」「5月時点ではこういう考えだった」ということが、ラジオや雑誌なんかで語られるのでしょう。
これは6/21時点、メッセージ動画でしか判断できていない状態の感想です。
今の3人に対して、「NEWSを守ってくれてありがとう」と思っている。
慶ちゃんが、「これまでのNEWSの形を守り切ることができませんでした」と泣きそうな声で言っていた。彼のいうとおり、メンバーのところにはきっと「4人のNEWS」を望む声がたくさん届いていたんだろう。慶ちゃんもシゲも、ジャニウェブで言っているし。
その願いを叶えられなかったことを、謝ってくれている。
(メンバー自体がどうしたかったかはわからないのでそこはいったん置いとこ)
それでも私が「NEWSを守ってくれてありがとう」と思い、そのタグをつけてツイートをするのは、「NEWSを残してくれてありがとう」という意味だ。
人数が変わるというときに思い出すのは2011-12あたりの話で、わたしは能天気に「4人でも続けていくんでしょう」と思っていたが、実際には「存続か解散か」で揺れ動いていた。やめたほうがいいんじゃないか、とアドバイスしてくれるひともいた(って言ってた)。シゲも「最後のコンサート、知らないうちに終わってたのかなって思った」って言ってた。
結果、NEWS存続の方向になって、2011年のカウコンで4人で出てきて、2012年になって、ピンクとグレーが発売されて、チャンカパーナとツアーが発表された。
そして、願いが届いて晴れた秩父宮で、空を飛んだ。
その秩父宮で、彼らが「NEWSという場所を残させてくれて、居場所をくれてありがとう」と言っていた。
ボロボロの涙を流してボロボロになりながら、それでも、NEWSを、アイドルを辞めないでいてくれたことに、ありがとうって言葉しか出てこない。ほんとに彼らは「残させてくれて居場所をくれてありがとう」っていうけど、こっちとしてみれば「残してくれてありがとう」っていう立場だよ!って感じで。
NEWS LIVE TOUR 2012 〜美しい恋にするよ〜 8/14秩父宮ラグビー場 - ロマンはどこだ?
残してくれてありがとう、ってそのときからずっと思ってる。
今回、どういう経緯で、どこから「3人でグループとして活動していく」っていう話になったのか、まだなにもわからない。その決断が大変なものだったのか、あっさり決まったのかもわからない。
もしかしたら、あっさり決まったのかもしれない。中丸くんも言っていたけれど「シリーズの締めくくりのコンサートがまだ出来てないのに」というタイミングなので、グループ解散は、考えにくい…と、個人的には、想う。
だけど、その決断にいたるまでの経緯がどうであったとしても、2011年のことがどうしても頭をよぎる。大変な苦労を覚悟しての、荒野になることを覚悟しての決断だったのかなって思ってしまう。
だから、「NEWSを残してくれて、守ってくれてありがとう」って、思うし、彼らに伝えたい。
「形」は守れなかったかもしれないけれど、でも、わたしは「守ってくれた」って思ってるよ。
「4人のNEWS」を、守る手段としては、4人じゃなくなる時点で解散、というのも選択肢の一つになるはずだ。だけど、その手段ではなくって、1人いなくなってしまっても、存続という選択肢を選んでくれて、ありがとう。
(まあ何度もいうけど、シリーズ途中での(しかもファンの声や画像をアルバムに採用しておいて)解散は考えにくいとは思っているけど)
メンバーの人数という形、ファンももちろんだけれど、メンバー自身もとても大事にしていたんだろうな。
これは、個々人の考え方、感じ方になるけれど、私自身は「加藤シゲアキのいるグループ」が好きというのが大前提なので、形にこだわりが、なかったのかもなあ。あるメンバーのファンになったから、グループが好きになった、というパターンも、それなりに多いと思うよ。
(私はSMAPとTOKIOもファンですが、彼らについては逆に、グループを好きになってそのなかから1番好きな人を1人決めた)
もちろん、4人でNEWSっていう頭文字を1個ずつ担当するパフォーマンスも、南北東西を表すことも、とても素敵だなと思っていたよ。だけど、4という数字よりは、小山くん、加藤くん、増田くん、手越くん、という、そこにいるメンバーが大事だったのだ。
例えば極論、形にこだわりたいから、減るなら誰か入れて(誰?!?!)4人にします、って言われたら「形ってそうじゃないじゃん!」って私、言いそう。
6人から4人になって、結果として「4」を使った作品や演出ができて、かっこいいな~って感じていただけであって。
だって6人のときも好きだったから。私が唯一行った6人のコンサート、LIVE!LIVE!LIVE!で、6方向からセンターステージに集まってくるのも、とてもかっこよかったよ。
「メンバーが減ればファンは悲しむ」というのはごくごく当たり前の、当然の感覚で、それに対して、謝っているのだと、わかる。
今回に関して私は「そうなってしまった出来事はもう、どうしようもできないから!!」みたいな精神になっており、「気にすんな!!!」って肩をたたきたい気持ち。上司か?
どんなに朝目が覚めても、夢じゃないんだよ。現実なんだ。変えられないし、なんもできない。
でもやっぱり、シゲが言うように、「寂しい」よ。寂しい。4でいたひとたちが3になってしまうのは、寂しい。それは本当。
そして悲痛な顔をする3人を見ているのは、悲しい。
認めてもらえるようにがんばると言う彼らの真摯な気持ち、熱意、わかるけど、そんな下手に出ないでほしいとも思う 君らを認めないやつのことは放っておいて、こっちだけ見ててよ
— でにう (@deniu_fabc) 2020年6月20日
これ4人になったころからぼんやりと感じているんだけれど、「好きだよ」「好きでいてね」「認めてね」「受け入れてね」っていう、下手に出ている感じが……するんだよな。
今回のコメント聞いていても、「もしかして4人になったころから今の今までずっと、『4人になったことを認めてもらいたい』という感情だったのか?」って衝撃だった。
4人になるって事務所と決めたときに「『4人でも存続して良かった』と必ず認めてもらう」みたいな契約でもしたんかな?いや、こっちも無意識でそう思っていたのかもしれないな。
しかしよくよく考えてみたら、4人になってしばらくして、「4人のNEWSも良いじゃん」って、私、思ってたな。6人のときに好きになって、4人になって、担当がいるグループなので変わらずNEWSを追いかけていて、その中で4人という形も好きになった。
いろいろな「4人体制での初めての○○」(シングル、コンサート、オリジナルアルバム、24時間テレビ、TVレギュラー、などなど)があって、いつも「4人で初の」がついて回っていた。
少しずつその呪縛がなくなって、コンセプチュアルなツアーという強みを得て、少しずついまのメンバーによるカラーが出てきて
ずっと6人と比較していたのは紛れもなく、私だ。
言い訳だけど、それは「4人を認める」なんて、上からの気持ちじゃなかったんだよ。許すよ、っていう気持ちでもなかった。だけどそういうのが全部全部彼らには「認めてもらわなきゃ」「許してもらわなきゃ」って受け取ったのかもしれないな~~~。ごめんね。
でもきっといまは、4人になって以降のファンのほうが多いでしょう。4人という形で好きになったのに、「許す」も「認める」もないのにな。
2012年から比べてもどんどんチケット取れなくなってるし、(多ステが増えたということを差し置いても)ファンの数は増えている。
それは、彼らのいう「認める」にならないのかな。いつもずーっと「認めてもらえるように」「許してもらえるように」って考えてるのかな。
「自信持っていけ~!!!胸張っていけ~!!!」って思っちゃうよ。
↑これはポルノのボーカルのひとが、ライブ終わりに必ずいう台詞
メンバー脱退のメッセージ動画なんだから、そりゃあずっとニコニコしていたらおかしいしこっちもびっくりしちゃうけれど、悲痛なメッセージ内容に、胸が痛くなっちゃう。
私は、今のところは変わらず好きだし、もっと堂々と「ついてこい」って言ってもらいたい気持ちもある。それをしないのが、彼ららしいといえば彼ららしいか。自分たちのほうを向いてくれるひとすべてに手を伸ばすのが、ニュースなんだもんね。
そんな風に、がんばってくれようとする3人になにができるかっていうと今の気持ちを伝えることしか、今はできないので。(お金で伝えられるものなら給付金で払うのだが、払い先がない)(トップガンでも買うか)
NEWSを守ってくれてありがとうと想っていることを、なんとか形にして伝えようと思います。