ここ数日の寒さと雨が嘘のように、収録日の7月20日は晴天だった。
わたしは30歳のシゲを観に日帰りで広島に向かった。シゲ担の友達とお好み焼きを食べ、お店の壁に亮が描いた謎の木のイラストと、中居くんと慎吾が座ったと思われる席を眺めながら「ネバーランドの打ち上げは4人かと思っていたらスタッフさんの家族宅という事実が判明して、いいんだけど、嘘じゃないんだけど、結構詐欺」みたいな話をした。
そのあと、観覧行きませんか?と声をかけてくれた広島の友達と合流し、平和記念公園を案内してもらった。十年ほど前に一度、数年前に社員旅行で一度来ていたので3回目だった。記念公園はとても綺麗で、広島のひとたちがこの場所に重ねる思いの強さを感じた。工事をすると土の中から人骨が出てくる話を聞いて驚いた。原爆ドームも観た。青空の下の原爆ドームは、私のなかで「夏の広島」のイメージそのものだった。あまりの暑さにわりと早々にカフェに逃げ込み、しこたまお土産を買い込んだ。レモン味のものが好きなんですよね……
いざ観覧。収録が終わったあと特別ライブがありますって言われてマジで帰れないかと思ったけど結果的には大丈夫だった。無事新幹線で帰りました。東京最終の新幹線なので、いまとなればよく考えればまあ当然、シゲも同じ時間だったんだけど車両も全然違ったし見てはないです。
収録は、色々いわれてたうちわより、個人的にはみんながいっせいに双眼鏡持ってる姿が後ろから見てると、面白い光景だった。うちわについては、ツイッターの呼びかけでうちわを持ってくるのをやめるような子は最初からうちわを持ってこないのでは、と思っていた(わりとどうでもよかった)。
数列前の女の子がシゲが出て来る前から「もう泣きそう;;」って騒いでて実際に出て来たらほんとに泣き始めて、なんかそういう気持ち忘れてたな……と収録序盤ですでに反省した。
30歳のシゲは少し緊張した面持ちで、だけど堂々とMCの役割を全うしていた。石川さゆりさんや南こうせつさんとシゲが話している光景は、不思議だった。
収録後に「別撮りでニウスとシゲの歌も収録していて、当日流れます」というようなことをいったときの歓声がすごくて、「今日一番の歓声」って言われた。ただ、個人的には、収録後の特別ライブで「石川さゆりさんが津軽海峡・冬景色を歌います」って言ったときの歓声もそれに匹敵するものがあった。
収録後は大慌てでバス停まで走ったらまあまあ余裕を持って広島駅まで戻ってこられた。広島の友達とちょっと会う約束をしていて、駅前の噴水って言われて「噴水あるんだ」って驚いた。名古屋か浜松かどっかにもあった気がするな……。そこで観覧に誘ってもらった友達と別れ、広島の友達に新幹線口まで送ってもらいつつ、いのちのうたのダビングをお願いした。その友達と8月はすでに2回会ってて、ディスクも受け取った。だけどほかにも渡さなきゃいけないものを渡すの忘れて、オタクってやりとりするものが多いな……としみじみ思った。
そのディスクを見た感想を書こうと思って記事書き始めたのに日記が長くなってしまった。
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