ロマンはどこだ?

そのとき思ったことをなかったことにしないために

思いもしなかった日(2023/9/5スペースとかの話)

※この記事はXのことを引き続きツイッター、ツイートと書いてます。
 
八月から九月にかけての、山下くんとシゲのエピソードに対しての私の気持ちを書き残しておきます。私の気持ちがなかったことにならないように。
苦手だというかたはここで引き返してくださいね。
散々ここで山下くんとシゲの話をしてきたぐらい二人のコンビが好きだったのですが、9月1週目になんと出張だったもんで、件のスペースもリアタイすることが出来ず。そんなことある?!
でもリアタイしてツイートしてたらいろんな意見にぐらついていたかもしれない。友達からのラインで内容把握して、そのあと一人で聞きなおした、それでよかったのかもしれないな。
 
今回の件、とくにスペースを通して改めて実感したのは、自分の感情の根拠を他人由来にするのは良くないな、ということですね。自戒もありますが。拠り所にはさせてもらったりするけど、それをもって他者に攻撃的にならないでほしい。
いろんな感情、複雑な感情があること自体は当然で、どの気持ちも尊重されるべきだと加藤さんも言っていたんだけど、それって「自分の気持ち」だからだと思う。「当時残った4人が傷ついたから」「本人たちが嫌がっているから」だけを盾にされると戸惑ってしまうな。加藤さんが、うまくは言えないけど「許している」って知ったら、その気持ちなくなるんっていうんだったら、良いんだけど。
自分が嫌だったから、悲しかったから、それだけでいいはずなのに、そこに「あのひとも悲しんでいるから」「さらに傷つけた」を乗っけて正当性を得たかのように声高に叫んでいるのは、なんだかなと思ってしまったよ。
シゲは六人のニウスが今でも忘れられなくて、いまも続いていたらどうだったかなと思うことがあって。そのことはたしかにファンの拠り所なんだけど、実際問題それと、対個人の感情は別なんだな。
そんなことを思いました。
今回の件に限らないんですが、シゲが発言したことならともかく、言えないこと言わないことを表情から勝手に解釈して振りかざすなよって、ちょいちょい思いますね。
 
さて。
八月某日、山下くんがコンサートのMCでシゲとサシ飲みしたって言い出した。それをツイッターで知ってめっちゃびっくりした。とはいえ、私の中でいまいち実感がなかった。当人から私自身が直接聞いてないからかな。集団幻覚だったらどうしようとまで思ってました。
それよりはシゲのインスタに山下くんがいいねしたほうが、なんか、二人の関係近づいてんだな…とはっきりと腑に落ちた感がある。小山くんのツイートには前からいいねしてたけど。小山くんと山下くんはさ、脱退後もカウコンだったかな?で早々に肩組んでたからさ、なんかわかる。
件の山下くんのコンサート、私も9/1の横浜公演に行った。ジャニーズ時代の歌もあって、でも最近の歌もあって、自信に満ちて堂々とした彼はほんとにかっこよかった。MCでお仕事の話たくさんして、神の雫とか正直不動産2とかの話のあと、最後の最後でシゲとサシ飲みした話もしてくれた。何回教えてくれるんだろう。しかも別に情報が増えるわけでもなし。でもありがとうね。
シゲもしている自分忙しいって話なんですけど、9/1に横浜行って帰ってからちょっとだけ仕事してそのまま身支度して家出て飛行機乗って出張したの。スケジューリングがバカ。でも他に行ける日がなかった。
翌日、昼公演で小山さんの見学目撃情報があがり、見学行った事自体がニュースにも書かれたと思っていたら、夜公演で加藤さんの目撃情報まで出てひっくり返った。加藤さんがツイートまでしたのでもっかいひっくり返った。どういうこと?

 

そして突然の、初めてのスペース。
出張中だったもんでリアタイできなくて泣いてたんだけど(これは比喩)、友達がなんとかしてくれて無事あとから聞いて泣きました(これは本当)。陳謝。
 
内容について具体的に多くを語ることはおそらく加藤さんの意思に反すると思うから感想を書くのが難しいな。
シゲと、シゲファンと、山下くんと、山Pファンと、NEWSファンと。それぞれに言いたいこと言いたくないこと、聞きたいこと聞きたくないことがあるんだろう。同じファンのなかでもいろんな考えや感じ方がもちろんある。だから、誰もが幸せになるのはそりゃ言わないことなんだけど、私は、教えてくれて嬉しかったよ。
未来が見えない、尊敬できない、って言われて(2人のうちどっちかはわからんけど)、今更そんなことを言うなよ、って言って、そうやって別れた人たちが今、会って話して、当時の答え合わせをしたこと、すごい物語だなと思った。人は出会い、別れてく、過ぎ去っていつかまた出会う。
なんかさ、それも人生の選択肢の一つなんだなと思ったよ。会うことも会わないこともどちらも正解でどちらも人生で物語。
山下くんがサシ飲みをMCで言ったことを「無邪気な人」と表現したこと、的確だなぁと思った。山下くんは世間で流行になってる人の名前を積極的に話題として出すことをちょいちょいするので、100%純情な感情でもないだろうなと勝手に推測してるけど、それをひっくるめて「無邪気」っていうのはさ、すごく山下くんを表してるなと思う。
私は、シゲが山下くんのことを「なに考えてるかわかんないな〜」って思ってて、逆に山下くんが「おもしれ〜」ってなってるのが好きだったから。加藤さんがスペースで話す山下くんは本当その想像通りで、まんまの関係性で、納得したし、変わんないなと思った。すごく、山下くんとシゲ、だった。
二人が久しぶりに会話したというのは、山下くんが歌番組でヨシノリ先生の感想をシゲに伝えたっていうエピソードのときかな〜と思うんだけど、そうするとまだシゲは29歳なんだよな。そのエピソードだと仮定すると、シゲが全身全霊で挑んだお仕事で2人がまた出会ったのはなんだか運命的だな。オタクは勝手に物語を見出してしまう生き物なので…。
加藤さんは自分の気持ちやいろんなことに対してすごく誠実で、そんな感情をぶつけても受け止めてきちんと返してくれる山下くんの器のでかさ、よく言えば気にしないところも、また彼らしさだなと感じましたね。
 
全員10代のうちに知名度も違う状態でデビューして、気まずくなったり仲良くなったり、そりゃあいろいろあるよな、と思う。これは時間が経ったからそう見える話だけど。
そしてそんなことを思えるのは今も、ニウスは最高だって信じられるから、ニウスが荒野を走り続けてくれたから。だから、そう思わせてくれるシゲ、ニウスに感謝している。
 
スペース後のツイッターの感じまあまあ荒れてたな。私の感覚だけども。
いやほんとシゲの目に見える範囲でそんなこと言う? と思わなくもなかったですけどね……。
山下くんがサシ飲みをMCで話したことにシゲが戸惑ったのはそうだけど、逆にシゲがコンサートに行ったってことはさ、うまくいえないんだけど、そういうことじゃん、とかまあいろいろ思うことあるんだけど。人によって感じ方考え方違いますね。
ただ、もともと、サシ飲みの話がまず出てきたときに、ツイッターで結構喜んでる声が多くて、その時点で私は「え? みんなそんなに二人の関係好きだった?」って思ったんですよね。だからスペース後に出てきたいろんな意見、ああ、そうだよなって、ある意味納得はしたかな。最初はみんな黙っていてくれたんだね。それがシゲのスペースによって噴出したのかなぁ。なんか不思議な2か月だったな……。
 
いろんなひとがいろんな気持ちを持って、そのどれもしげは正解だって言ってたからそれで良いんだろう。私は私で自分と同じ気持ちの友達と話せてそれでよかったので。
少しでも私と似たような気持ちで、でもツイッターの世論で傷ついてなんも言えなくなってしまったひとにとって、二人の関係を肯定する私の気持ちが、このひろいネット上の片隅にあることで、ちょっとだけでも心の拠り所になれたらなと思う。二人の関係を肯定することが別に、ニウスを好きではないとか、シゲを想っていないとか、そういうことにはならないんだよ。物差しと感じ方が違うだけ。
 
12年前の昨日、ファンはみんなヤフーニュースで二人の脱退を知った、ファンクラブからのお知らせなんかなくて新聞記事が全てだった。山下くんがシゲに「がんばってね」ってメールしてシゲが「今更そういうことをいうなよ」って返した。
思えば遠くに来たもんだね。私は、ただ単純にそう思います。