ロマンはどこだ?

そのとき思ったことをなかったことにしないために

応援するということ

昨日のシゲのラジオではとくに言及されなかった。

言われてみればたしかに、ファン向けの言葉はFCで既に伝えてくれているので、言及しなくてもおかしくはない。

クラウドを更新しない理由を「なんかね」って笑うのが、意味深だなって思ってしまった。

 

冒頭で、ツイッター上でのファンの企画にとても具体的に触れていて、びっくりした。非公式の企画にそこまでコメントを述べるのか、と。

タレント側から触れるの、意外だった。

(「こういう件に触れるのはここまでですよ」、という線引きかなと思ったりもした)

ツイッターを中心としたいろいろな企画はおおむね「4人のNEWS」を望む形で行われていて、でも実は、いつからかはわからないけれど3人になることは決まっていた。

こういう企画とか、ツイッターで思いを伝えること、ファンレター書くこと、いまの彼らにとって重荷だったのかな、って振り返ると思ってしまった。あのメッセージ動画の「みなさんの思いは届いていたのに守りきれなかった」という三人の悲しそうな顔が頭をよぎる。悲しくなっちゃう。

勝手な願いだったのか、呪いだったのか、祈りだったのか。

 

ということを考えながら寝て、起きたら、「でも応援ぐらい好きにさせてほしい」という気持ちが芽生えた。

もちろん、人に精神的危害を加えるものはダメだし、あまりに本人に「見てください!!」って押し付けるのとかは、まあ、どうかな?って思ってしまうが、一線を超えなければどんな応援だって、認められるべきだ(認める、ってちょっといま聴きたくないフレーズかもしれないけど適切な言葉が見つからなかった)

 

全員が全員そうではないけれど、わりあいとして、NEWSファンは熱量が、愛が、重い傾向がある……と思う。それは「好きなものに対して熱量がある」人が勝手に集まって勝手に熱く応援しているわけではないはず。

NEWSのスタンスが、「愛が重いタイプのオタク」を引き寄せ続け、また、彼らが言動と態度でオタクを重くし続けた。

 

かなり一個人の一解釈ですが、四人になったときからしばらく、彼らは「エモい」「ドラマチック」そういう演出でファンを取り込んでいた。

「もう脱退の話はいいよ」って言われるぐらい、なんども。テレビでもよく泣いてたし。まあテレビで泣くこと自体は良いと思うけど……男だって泣いていいのにね(急に今更な山下くんの1万字への反論です)

これらの行動では「私たちが守らなきゃ」「支えなきゃ」という感情も生まれたし、解散の危機からの復活のストーリーは、たしかに劇的で伝説的で、「美しい恋にするよ」コンサートのDVDのWIKIPEDIAには「メンバーが号泣した伝説のコンサート」って書かれている。

ファンを増やすため、引きつけるために、物語を逆手にとって魅力として押し出したのは、ファンだったのか、メンバーだったのか。でもメンバーはそれを確実に利用していた、と思う。

そして愛の重いタイプのオタクに、コンサートでたくさん歌を歌わせる。オタクは終演後も歌を歌うし知らない歌も歌う。それをわたしたちもメンバーも、「愛の形だ」と言う。だって虹プロジェクトでJYParkが言ってたよ、「歌は歌った量が自信につながる」って。

 

結果的に、こういうときに「なにかしなきゃ!」って行動するタイプのオタクを作ったのは、紛れもなく彼ら自身だと思うわけ。

なので、オタクたちの行動は、言い方が悪いが彼らの責任(!)も結構あると思うので、そこはなんとか、受け止めるなり受け流すなりしてほしい。

重い愛の波をうまく乗りこなしていて。必要なときだけ受け取って、受け取れないときはちょっと笑って蓋をしといて、うまく使えるようになったらまた取り出してよ。

こっちは勝手に、葉書出したり要望出したり写真買ったりしているから、メンバーもメンバーで、自分たちで前を向いて、走ってほしい。

なんだかずっと、彼らはこっちを向いて手を伸ばしてくれていた気がするけれど、今はそうじゃなくって、前を見ていてほしいな。

 

と思っていたら、

STORYオーラス日時の配信と秋のイベントのお知らせがきて、とても嬉しい。

ツアーが白紙になってしまったことは残念だけど、白紙自体はNEWSだけではないから、今年は仕方がない部分もあるだろう。それよりも、「振替どうなるんだろう」「振替公演の日程で行けるのかな」というソワソワ感が落ち着いて、胸の支えがとれてちょっと落ち着いた気持ち。

いまは、日曜日を首を長くして待っているよ。

 

 

ちょっと違う話ですが。

人数という形、についてここ最近考えていた。

今日、エンドレスサマーが聴きたくて「LIVE」アルバムを聴きながら仕事をしていて、「そういえばずいぶんとたくさんの曲がrepresentsされたよな〜」って改めて考えてた。

わたしがrepresentsがそんなに好きじゃなかったのは、6人以前の歴史をなかったことに、上書きしようとしているように感じてしまったから。

でも、メッセージ動画で「四人のNEWSが少しずつ認められてきた」って言っているのを観て、representsをちょくちょく出し続けていた理由とか、意図とか、なんとなく理解できた気がした。4人でNEWS。4人がNEWS。難しいね。

結局、NEWSでいることを選んだ人がNEWS、でしか、ないんだ。